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2004/11/11 更新
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ECO2000トップ > 第一回環境トークCafe エコ学園祭 > 今年の学園祭について |

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(2)今年の学園祭について
☆目標・テーマは?
小崎:
今年はごみダイ自身が出店するのですが、その店を成功させることかなと思います。暗黙の了解ではゴミを減らすこと、団体にゴミ問題について考えてもらって楽しく取り組んでもらうこと、お客さんにゴミ減量対策に参加してもらうこと、農工祭がエコ学園祭であることをアピールすることです。
中村:
トレーを購入してくれると予測している団体数の80%にはトレーを導入したいです。それからリサイクル率も80%にしたいです。後、今年は負担を減らすという裏テーマが実はあります。祭りは楽しまなきゃいけないのに疲れた顔を見たくはないって思うんです。だから学生の中からボランティアを募集します。
☆どんな活動を?
中村:
昨年の延長といえば延長です。今年も葦トレーの導入とその後のリサイクルもしますし、ゴミの分別指導と出店もします。ちなみに今年は大判焼きの店をやります。後、今年は皿の種類を増やしてみました。しかし、これはまだ団体から買ってもらえていない状況です。
小崎:
やることは昨年とほぼ同じです。ただ、さっき言ったごみダイでの出店が今年の目玉です。昨年のアンケートにごみダイでエコレシピの見本になるようなお店を出したらどうかという意見があったことと、エコ学園祭ネットワーク(エコ学)で出店しないかという話があり、農工大なら可能だということもあって出店することになりました。そこでエコ学の人にも来てもらいます。内容はパンの耳揚げパンとフェアトレードコーヒーのお店です。パンの耳を揚げた後の廃油はろうそくにしてお客さんに配ろうという案が出ています。
佐々木:
今年はエコレシピの広報はどうするのですか?
小崎:
エコレシピマークというのがあるのですが、それを看板の分かりやすい所につけてもらいます。また、何でこのお店がエコレシピに認定されたかも書いてもらいます。これは昨年自主的にやってくれた団体があってお客さんからの評価が結構良かったので、今年は全体的にやってもらうことにしました。
(3)その他、学祭の環境対策について
☆この活動をやろうと思ったキッカケは?
中村:
祭りって混沌としているじゃないですか。そこでハジけるのももちろん良いのですが、僕はそのような状況でもちゃんと分別できる気持ちの余裕がほしい。キャンエコが学園祭においてゴミの分別を行っている事を聞いてこれは良いのではないかと思って入りました。それがこの活動をやるきっかけになりました。
小崎:
私は高2の時に農工祭に行って分別がしっかりされているなと思ったんです。それで、分別を指導する立場に立ってみたいなと思ったのがキッカケでした。
☆環境対策の理解を周囲から得るために心がけている点や工夫している点は?
中村:
お客さんに対しては、昨年は「えこトレーを使おう」みたいな看板を当日立てました。
実行委員に対しては、理解を得るためにも報告書を作ってどういう活動をしてどんな結果になったかと言う事を連絡することが大事な作業だと思います。お金の管理でも信頼を失わないようにミスしないよう注意しています。また、1年生に学祭がどういうものかを分かってもらうことも、実行委員に迷惑をかけない点で重要かなと思います。
出店団体には、出店希望団体が参加する説明会で「えこトレーを導入しませんか?」と呼びかけたり、「ゴミはこうやって分別しましょう」と説明したりします。今年はその内容を出店団体用のメルマガに載せたりもしたいなと思います。
小崎:
来場者に対してはごみステに立て看板を設置して、こういうことをやっていますとお知らせします。それと、お客さんにはアンケートもお願いします。後、展示によってごみダイが学祭でやっていることを理解してもらおうとしますし、実行委員にパンフレットのページをもらってゴミ分別の説明をしたり、エコレシピ認定団体にマークをつけて目立つようにしたりしてもらいます。
実行委員とはメールで連絡を取ったり直接話し合ったりして情報を共有できるようにしています。実行委員の方でもノートを作ってうまく引継ぎをしてくれているので、こちらが言わなくても前年悪かったことを改善してくれました。スタンプラリーの優遇がその結果です。農工祭ではスタンプラリーがあるのですが、エコレシピ認定団体は通常の半額で参加させてもらえるんです。
ごみダイでも模擬店会議に出席して団体にトレーの購入の話やエコレシピの話をしています。環境系の学科があるので環境に興味を持っている人が多い(という)のもあると思いますが、ほとんどの団体がトレーを利用してくれます。
☆楽しむ工夫は?また、楽しかった事・嬉しかった事は?
小崎:
分別指導のシフトを入れすぎないことじゃないかなと思います。昨年は私も休み時間が結構あったのでいろいろなお店を回ったりして楽しめました。後は、トレーを土に埋めて土壌還元するのですが、掘った穴にトレーを投げ入れるのが楽しいんです。お椀って丸いからクルクル回るんです。それが面白いです。分別指導もお客さんに「偉いね」って言われたり、たまに友達が差し入れを持ってきてくれたりすると嬉しかったです。
中村:
中心メンバーは前期から結構時間を割いてやっているので、終わった後の達成感が感じられました。終わってから言えることですけどそれも楽しめたかなって思います。それに法政祭は24時間、ライブとか映画とかで騒いでいるのでそういう所で学祭自体も楽しめました。夜どうやって過ごすかとかを考えるのも楽しかったですし。後、僕は結構学祭に関わったので、いろんなことを知れたのも楽しかったです。
☆目指す目標・課題は?
小崎:
私はエコレシピを中心にやってきたので、「エコレシピって…」といちいち言わなくてもそれが普通になると良いなと思います。課題は生ゴミの汁をどうするか、というのと非木材紙トレーを毎回同じ場所に埋めていることが本当に土にとって良いのかを調べる事です。どの方法が一番良いのかというのはこれからも考えていかないといけないと思います。展示も毎年同じような事をやっているので、もっと関心をもってもらうように工夫して、年々向上していけたら良いなと思います。それから農工祭でお客さんの意識の向上ができると良いです。お客さんに限らず団体や一般学生もですが、展示やエコレシピのお店を選ぶことを通してゴミの減量に参加してもらうことが出来るのかなと思います。
中村:
僕らはこういうサークルに入って環境対策をやっているので楽しんでやっているのですが、それが他の人にどう伝わっているかというのを考えることも必要かなと思います。僕らは楽しんでいるけどこの活動が学祭をつまらなくしているのかもしれないし、そういう面は検証する必要があるかもしれません。祭りによってやる対策は個々違うし、それをどうやるかをしっかり話し合うのが大事だと思います。祭りを楽しむことと環境対策のバランスが難しいです。ある程度自由な面も残さないといけないですし。それは環境活動やる上でどんな事にも言えると思います。
佐々木:
今日は貴重な話を聞かせていただきましてありがとうございました。
○用語説明
☆二重構造容器(ホッかる)
容器の内側に薄いフィルムが貼ってある容器のことです。外側容器には紙製とプ
ラスチック製のものがあり、使い終わった後には、内側のフィルムを剥がして別
々に捨てます。外側容器は、紙製のものは古紙回収にまわり、プラスチック製の
ものはリサイクルされます。
この容器はお祭りだけでなく、都内の某大学(早稲田)では弁当の容器と
しても使われています。
☆非木材紙容器(葦トレー)
ここ自主法政祭市ヶ谷地区をはじめ、全国各地の学園祭や文化祭で取り入れられ
ている容器です。
通常イベントなどで使われるものは、紙やプラスチックでできた容器です。これ
らを非木材紙のものにすることで、それらの原料である森林や石油資源を守るこ
とに一役買っているのです。使われている原料は、ケナフや竹、葦(あし)、バガ
ス(サトウキビの絞り粕)などです。
市ヶ谷地区で導入される容器の原料は葦(あし)と呼ばれる植物です。葦とはイネ
科の多年生植物で、2〜3ヵ月で生育してしまう成長の早い植物です。世界各地
の水辺に自生していて、大量に繁殖します。
さて学祭で使った後は、えこトレーは燃やせるゴミ・・・ではありません!市ヶ
谷地区ではえこトレー専用のゴミ箱を設置しています。
その理由は、えこトレーをリサイクルするためです。今年もえこトレーはリサイ
クルによってトイレットペーパーに生まれ変わりますが、それだけでなく、リサ
イクルにまわす事で、ゴミの量を抑える事もできるのです。
(文責:太田翔)
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